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タロットカード「1:魔術師」の意味・解釈

タロットカード魔術師・意味・解釈

こんにちは、占い師の桃生ににこです。タロットカードの各カードの意味について解説していきたいと思います。

前回「0:愚者」について解説したので、今回はその次のカード「1:魔術師」です。

タロット占いって?って人はまずはこちらからご覧ください。

タロットの大アルカナ、魔術師のカードが意味すること

魔術師のカードはタロットの大アルカナ22枚の2番目のカード。カードに振られている数字は1です。愚者から「とりあえずいってみよう!」でスタートし、魔術師は右手を高く上げ、左手は地面を指差しています。インスピレーションを形にするのが魔術師のカードです。

魔術師が正位置だったとき

  • 意志を形にする
  • 強い直感
  • 周りを自分の影響力で導いていく

魔術師が逆位置だったとき

  • 動機が不純
  • 思考と行動が合ってない
  • 相手を不当に操ろうとしている
タロットカード 魔術師の意味・解釈

私の手元の魔術師のカードをいくつか。魔術師ってビビビ!って激しくキテる感じかな?と思ったのですが、今回ピックアップしたのは、ビビッときてるのと、冷静にインスピレーションを得ているのと両方ありました。だいたい男性ですけど、一番左は女性です。最近あまり出してなかったナポタロット(右)を出してみた。

直感とそれに伴う行動がどういう意味を持っているのか?

魔術師のカードは天からの声を受けて、それを形にする。形にするための様々な術を持っていて、ありとあらゆるものを作ることができる。自分がこうしたい!と閃いたものを形にします。大切なのは、その直感とはどういうものなのか?そして実際にどういう行動に移していくのか?ですね。

正位置だったらその直感は正しいのだと思います。その直感をしっかり行動に移す、意志の力が大事。相手の気持ちで魔術師が出ていたなら、相手を信じてついていくことが大事かも。ただ、二人の未来を見た場合に魔術師が出ているけど、未来はあまりよくない…みたいな時があるかもしれません。その場合は、直感とその行動の方を大事にすべきで、一緒に歩む相手はその人ではないのかもしれません。

逆位置だったら…その直感は純粋なものではないかも。誰かが不幸になるようなことが含まれていたり、良くない意見からのインスピレーションかもしれません。

もしくは、直感と取るべき行動にズレがあるかも。例えば「もう働きたくない!」からの「だったらお金持ちと結婚すれば良い!」みたいなこととか。もしくは、「良い女になればモテる!」からの「ご飯一切食べなければいいんじゃない?」みたいなこととか。

「今の退屈な状況から抜け出したい!」からの「この人と恋愛すれば現実から離れられる!」みたいなことだったり。自分が本当に感じて行動に移すべき感情とその行動は何なのか?をしっかり分析する必要がありますね。

相手の気持ちに逆位置で魔術師が出ていたなら、その人はあなたを自分の不純な動機を元にコントロールしようとしているかもしれません。注意してください。

魔術師のカードはどういう時にでるのか?

魔術師のカードってどんな時に出るかなー?と考えてみると…

一つは恋愛初期の段階で一目惚れでこの人だ!ビビビ!みたいな時。まぁ、初期出なかったとしても、今までは何となんとなく付き合っていたけど、それが確信に変わった!って時もあるかな。

魔術師は道を指し示すというのもあるので、二人の行く末が決まってなかった場合…結婚するのかしないのか?とか、片方が結婚しているとか、両方結婚しているとかで、どこに二人の関係が着地するのか、本人たちにもわかってなかった場合などにその道が見える!ってことで出てきたりします。

ただ、魔術師のカードってすごく強くて意志の力ははっきりしているので、自分個人のことじゃない場合は、関わる人が今関わってる人のままことが進むかな?と考えると難しい時もあり…実現すべき世界を実現するために最適の人や場所を選んでいくのだろう、と思います。