タロット

タロットの読み方…種類の多いカードから全体の雰囲気を掴む

タロットの読み方 種類の多いカードから全体の流れを読む

こんにちは、占い師の桃生ににこです。前回タロット占いの基礎について書いたので、今回は、タロットの読み方についてちょこっと書いてみようかな?と思います。

前回の記事はこれですね。

なんのカードが多いのか?で全体の雰囲気を読み取る

占いをして、カードを実際にめくってみて、すると色んなカードが万遍なく出るということは少なくて、何かしらの偏りが見えたりします。主に以下の二つで

  • 大アルカナのカードが多いor少ない
  • 特定のスート(ペンタクル、カップ、ソード、ワンド)が多い

です。何かの事柄について占うときじゃなく、日々の運勢について1日一枚めくる時でも、最近ソードばっか出る。大アルカナばっかり出る。逆に出ない。1日一枚だと毎日おんなじカードが出る、みたいなこともありますね。

大アルカナと小アルカナの割合で問題の大小、気持ちの大小を見る

一個の目の大アルカナと小アルカナの割合について。大アルカナカードの方が小アルカナカードよりもパワーが大きいです。なので、そのカードが多く出るってことは、気持ちが大きく揺れ動いていること、今起こっている問題がその二人にとって大きな意味のある事柄だと示しています。

小アルカナは大アルカナの2.5倍数があるので、3、4枚に1枚の割合で大アルカナが出るのが普通です。

ちょっと喧嘩しちゃった、この先どうなるかな?でカードを引いて、大アルカナばっかり出てきたら、その喧嘩はちょっとしたことではないかもしれません。

逆に別れたくない!復縁したい!とかでカードを引いて、全然大アルカナが出ないなら、頑張って関係を維持する必要はないかもしれません。

カードの強さ的には大アルカナ、次にエースカード、その次がコート(人物)カード、その他のカード、という感じかな。

どのスートが多いかで、今の状況を見る

スプレッドに並べてみると、スート(ワンド、カップ、ペンタクル、ソード)が偏って表示されることは少なくないです。

カップが多い時

恋愛の相談でカップが多い時は、逆位置のカップが多いかな。負の感情に飲まれちゃってる。相手に感情をぶつけ過ぎてる、みたいな時ですね。

逆位置じゃないのに、うまくいってない時は相手のカードがペンタクル、ソードが多くて、向こうが堅すぎ、自分が楽天的もしくルーズすぎる部分があるかも。

ソードが多い時

ソードは思考、論理性を意味するので、考えることばかりに集中して実体験が伴ってない場合が多いです。LINEを送ったらどうなるか!?って考え過ぎて、一向にLINE送らない、とか、文章練り過ぎて気持ちが全く見えないとか。

あとは、駆け引きが強くなっていて、落とす落とさないの方に集中し過ぎていたり、他の誰かと比較している時もソード多めです。

ペンタクルが多い時

形やステータスにこだわり過ぎているかもしれません。相手の職業や裕福さに目がいき過ぎて、それ以外の個性をあまりみてない時や、もしくは、付き合うこと、結婚することなど形式的なことに目がいき過ぎて、二人の距離の近さを縮める、その場の雰囲気を楽しむってことが疎かになっている場合も。

ワンドが多い時

ワンドは意志、パッション!なので、勢いが強すぎるかもしれないです。「おお!好きだ!!」って気持ちが大きくなり過ぎて、相手の細かい部分を見てない…もしくは自分の好き!って気持ちに酔い過ぎてるかもしれません。後で冷静になって「あれ?」ってことになるかも。

相手の気持ちの部分でワンドが出過ぎる時は、体目的だったり、好きって感情が長続きしなかったりしますね。結果の部分になんのカードが出ているか?にもよりますけど。

まとめ

タロットカードで実際にスプレッドを組んでみて、見てみたものの「おや?」ってことは少なくないと思うんです。そういう場合は、なんの要素が多いかな?大アルカナかな?小アルカナかな?それともカップ、ソード、ペンタクル、ワンドのどれかのスートに偏ってないかな?など、全体の雰囲気を掴んでから、個々のカードの意味を読み取っていくと個々のカードの意味もつかみやすくなってくると思います。