こんにちは占い師の桃生ににこです。シリーズで「結婚できる人/できない人」というテーマで記事を書いています。 前回までの流れをまとめるとこんな感じになります。
- ビジョンを持っている人は結婚ができる。
- ビジョンの持ち方を間違えると現実とビジョンの落差に苦しむことになる。
- ビジョンを持つことを目標を持つことと混同してはいけない。
今回は目標を持つのではなくビジョンを持つためにどうすれば良いのか?について話をしていきます。
ビジョンとは自分が将来こういう風に過ごしているだろうな、過ごしていたら楽しいだろうな、という具体的な想像をすること。そして、「目標」とは少し違います。
ビジョンを持つためには外側の視線を外し、自分の心の中にある欲求に素直に向き合うことが大事です。
そのためには自分のプライベートな部分にとことん向き合うこと。しかし、今の時代の人たちはオフィシャルな時間がすごく多く、そしてそれで疲弊してしまうので、プライベートと向き合うって思っている以上に難しいです。
恋人を作る、結婚するってすごくプライベートなことなのに、それですら「こういう人と付き合うと周りはどう思うか?」って視点が少なからず入ってきます。
日々の小さなことにビジョンを持っていく
- 食べること
- 寝ること
- 趣味
- レジャー、バカンス
まずは自分の日々の生活で自分が楽しい!安心する!リラックスできる!って状態が何なのかをしっかり自覚すること、そしてそれを実践し感じることが大事です。
例えば食事なら…
- 極めて効率的に栄養さえ取れればそれでいいんだと言うタイプ
- コミュニケーションの場として重要視したいタイプ
- 味と健康をとことん追求したいタイプ
- 手軽さや家庭的な雰囲気と味を求めたいタイプ
食事だけ見ても色々なタイプがいますよね。 食事だけ見ても世間や社会の求めることに引っ張られて自分が本当に快適な形を実現できていない人もたくさんいます。
1の「効率化を重視するタイプ」なら婚活で「僕は…私は…食事はあまり重要視してないので、朝晩はプロテインドリンクでいいんですよ」って言えますか?「手作りのご飯で家族団欒でゆっくり食事をするって素敵ですよね〜」って言っていたりしませんか?
1タイプの女子なのに「女の子がちゃんとご飯作らないと!」って思って、対して食べたくもない ご飯のために仕事を早く切り上げて買い物をして家に帰ってきて毎日ぐったり!ってこともあると思います。
本当は1でいいのに、自分一人で食事をするときも罪悪感から世間が思う食事らしい食事をしないと!って思っている人もいるでしょう。
様々な事柄に対してビジョンを持ってみよう
他の事柄についても「この時は自分はどうしたいのかな?」を考えていくと、それが結婚生活のビジョンにつながっていきます。
- 朝の時間はどういう風に過ごしたいのか
- スポーツの観戦はどういう風にしたいのか
- 長期の休みはどのように過ごしたいのか
- どんな寝室が快適なのか
- 雨の日はどんな風に過ごしたいのか
- 暑い日には何をしたいのか
- 雪の日には何をしたいのか
ビジョンを持つってすごく仰々しいことではなくて毎日の自分の日々の生活の中にこういう状態だったら自分は楽しいし快適なんだなというのしっかり認識してそれに素直に従うこと。
婚活はそういう日常を共感し、一緒に楽しんでくれる人か自分がそれを貫くことをそれで良しとしてくれる人を見つけることです。
日常の些細な事柄のビジョンの集合体=結婚生活のビジョンです。
ちなみに自分の本当に求めている快適な状態を見つけようと思っていても、最終的な目標が結婚だと「誰かに合わせないといけない」と言う意識が必ず出てきてしまうので、 前々回に書いた記事の「結婚したいと言う気持ちを捨ててしまう!」は結構大事です。空気を読んで頑張っちゃう人なら尚更!
結婚に妥協が必要なのはビジョンではなく目標を追っているから
婚活する=何かしら妥協しないと!って感じている人は、目標を実現する!って思っている人です。
ビジョンには高望みという概念がないから。
ビジョンは全く妥協しなくていい。今付き合っている人がいなくて、これから出会いを探すぞ!って人にとっては、最高の人に巡り会うチャンスの時です。なので、とことん自分らしいビジョンを作っていきましょう!
次の記事では大きなビジョンと小さなビジョンの使い分けについて書いていきます。私は元々「夢を持とう!」ってことを言っていて、「私がこんなこと願っていいの!?」って大きな夢を持つこともすごく大事だと感じてます。
それと日々の細々としたビジョンがどう繋がるのか…お楽しみに!
目標追いすぎて、今更ビジョンとか言われてもどうにもならないよ!って人は、私と一緒にビジョンを探すメールセッションもありますよ!