こんにちは!桃生ににこです。
あの人は私を裏切るのか?
あの人を信じて向き合っていって大丈夫なのか?
裏切らない人に出会えるのか?
「裏切られない私になるために」の第3回目の投稿です。
人生の初期に体験する「裏切られる」「裏切る」って体験って何だろう?と考えると、最初は親子間で起こってることが多いかな。
- せっかく塾に行かせていたのに、成績が悪いなんて!私の期待を裏切ったわね!
- ピアノの練習しているって言ってたいのに全然できてないじゃない!裏切ったわね!
- 理系に進むって言っていたのに、文系を選択するなんて!裏切ったわね!
みたいなことですね。
子供の目線から見ると
- 頑張ったら褒めてくれるって言っていたのに裏切られた
- 95点はいい点数だと思っていたのに100点じゃないと意味ないと…裏切られた
- いい子にしていたのに嫌いって言われた、裏切られた!
って、親の反応に対して裏切られた!って気持ちと、裏切られたって言われないように今後は頑張りたい。裏切られたって思われて感じる悲しい気持ちをもう味わいたくないって気持ちがあるかな。
相手が裏切る人か?裏切らない人か?気にするタイプの人は、幼少期、青年期に親と「裏切った!」「裏切られた!」ってやりとりを多くして、子供の立場として「なるべく相手を裏切らないように、期待通りの結果を出せるように」って思ってきた人が多いです。
家庭によってはこの「裏切る/裏切らない」の話はほとんど出ない。家庭によってはほぼ毎日のように出るかもしれない。
私の家はこの話題はすごく出ていました。小学校3年か4年の時、忘れ物を3回すると親に通知がいくってシステムがあったんだけど、その通知がいってしまい…「いい子だとおもっていたのに、ちゃんとしていると思っていたのに、裏切ったのねー!!」ってありえない勢いで怒り狂われた悲しい記憶がかなり鮮明に残っています。私は3階、母は2階にいて、ものすごい剣幕で「ちょっと下に降りてきなさいよ!」って言われました。
相手に「裏切らないで欲しい」っていう人は「自分は全力で期待を裏切らないように頑張るから、相手はその行動、私の気合いを正しく理解して評価してくれる人か?そして同じように私が期待する行動を裏切らずに返してくれるか?」を求める人だったりします。
期待や要望に対する責任感がめちゃくちゃある。そして、相手に対して応えるためにストイックに頑張る人。
裏切られない人になるためには、この責任感やストイックさを少し緩める必要があります。今のあなたから見たら、ちょっとだらしない人になる。その行為自体が自分への裏切りになるかもしれないけど、その後の幸せは増していきます。
・子供の頃、誰かに「裏切られた!」「期待はずれだ!」と言われたことがありますか?
・それは誰に言われましたか?
・どんなことについて言われましたか?
・その時あなたはどんな風に感じましたか?(悲しかった?辛かった?腹が立った?誤解されていると感じた?…etc)
・なぜその人はなぜ、あなたに期待したのでしょう?
・その人は期待を裏切られてどんな気持ちだったのでしょう?
・当時の自分は「裏切られた!」ではなく、どんな言葉をかけて欲しかったですか?
・現在のあなたは、過去のあなたが相手の期待に応えられなかったことを、よくないことだと思いますか?
「あの人は裏切るのでは?」って不安になってしまうタイプの人は、幼少期の「裏切られた!」って言われたエピソードはたくさんあると思うので、印象に残っているものいくつかについて書いても良いかもしれません。
同じような裏切る/裏切らないのエピソードでも「これは嫌な思い出ではないな」と感じることもあるかもしれないし、全てのエピソードに対して嫌だったな、って思うかもしれません。
次回の投稿でもう一個、ノートワークを載せるので、それと合わせて自分の状況を分析してみてください。