こんにちは、桃生ににこです。私には4歳と小1の息子がいて、最近は息子たちの友達との交流が活発になったので、私もいろんな小さい男の子たちと接する機会が大幅に増えました。
この間公園に行った時のこと。水遊びもできる水辺で次男が長男に呼びかけました。
「ねぇ、こっちにすごい怖い葉っぱがあるんだよ、見に行こうよ」
すると長男と次男の間で水遊びを終え靴を履こうとしていた見ず知らずの小3くらいの男の子が
「そうなの？じゃあ、見に行こうか、ちょっと待ってね、靴履くから」と慌てて靴を履き始めました。
穏やかな優しい口調で。反して長男は特に返事をしなかったので、余計に自分に話しかけられたのだと思ったのかもしれません。
長男が次男に反応するタイミングと小3男子が靴を履くタイミングが同じだったので、3人で草を見にいき、草についてあれこれ話した後で小3男子とはお別れしました。
知らない小さい子からの声かけに対応して「見て！」と言われたものを一緒に見る。すごく優しいし、他者に対する心の開き方が純粋だと感じました。
小学生の男の子たち。時々高学年の子や本当たまーに中学生とか、触れ合うことがあるけれど、基本的に優しい。みんな何かしらの優しさは持っている。
恋愛してうまくいかないことが続いたり、傷つく出来事が連続すると「男子ってちゃんとしてない！男子をちゃんとさせなければ！」とか「一部のできた男子以外はみんな酷くて全然ダメ！」って強く思ってしまいます。
本当は思っているよりも、良い男子はたくさんいるかもしれない。
先ほど、「小学生、中高生男子」って書いたけど、今、私が接する機会がある大人の男性も意外なところで親切な人に遭遇したりする。
そう感じるのは私が彼らを恋愛対象や結婚対象として見てないからかもしれない。恋愛や結婚をする相手って思ってみると、自分が特別視されているか、裏切られないか？関係は長く続くのか…ということに視点がいって、それにつながる行為は良いけど、他は意味がないって思ってしまいがち。
金銭の問題もあるし。周囲の目も感じる。
今回の小学生男子のような優しさはSNS映えしないし、話題性もない。友達に話しても「ふーん、のろけ？」とか「つまんない」って言われるだろう。
そして、こういう優しい男の子もお母さんからの「宿題やったの？」「ご飯残さないの！」「走らないの！」「静かにしなさい！」には反発する。
怒って相手の嫌がることをやってみたり、しばらくぷーん！となって口を聞かなかったりする。
良い恋をする素敵な人生を送るために大切なのは、相手の愛情や優しさが「ある」と感じるシチュエーションにたくさんのバリエーションがあること。特定の出来事にしか優しさや愛情を感じられないと自分の幸せの幅はどんどん狭まっていってしまいます。あなたに関わる人も自分の魅力を自分らしく発揮できる機会をどんどん失ってしまいます。
愛をもらった！優しさをもらった！と感じる幅を広げていきたいですね。西洋占星術では恋愛を表すのは5ハウスと呼ばれる場所です。そして、そこは子供たちを表すハウスで創造性のハウスでもあります。子供の言動には恋愛のヒントがたくさん含まれています。周りの子供を観察したり、自分の時代を思い返してみることも感じる幅が広がっていくかも。誰も私に優しくないと思っていたけれど、思っていたよりも優しさをもらっていたことに気がつくこともあるかもしれません。
ちなみに草は「ヤブソテツ」という植物で、葉っぱの裏にソーラスという胞子嚢群のツブツブがびっしり付いています。このブツブツが次男は怖いらしいです。
