こんにちは、桃生ににこです。
牡牛座の次男も次の誕生日で3歳。赤ちゃんの頃は喃語も少なく、話始めも遅かったので、「無口なタイプなのかな〜?」と思ったけど、最近はよく話すようになりました。話せるようになったので会話というものをしたくてたまらないみたい。
私が疲れている時は次男の話に適当に「うん」って相槌だけしてしまうんだけど、「うん」って言うのは受け流されている!って学んだようで、最近はこの「うん」にめちゃくちゃ敏感で「うん、って言わないで!!」って怒るようになりました。
会話がしたくてたまらない次男は会話のパターンを学びます。どこかにお出かけしたら、その帰り道に楽しかったことを言い合うんだ!ってのは学んだようで、「カマキリ見たね」「ご飯おいしかったね」「滑り台楽しかったね」と楽しげに語ります。
村田沙耶香さんの小説「コンビニ人間」の中にも会話について、仲良しグループによって使う単語や話のトーン、話のネタになること、リズムが違うから、それを完コピして輪に溶け込むという話が度々出てきます。
仲良くなりたての男女、友達でも無意識に相手や集団の会話のパターンを探るってのはしていて。
学生時代の体育だったら「暑い、怠い、やりたくない」に関わる話なのか「日焼け大丈夫かな?」って心配なのか…「おっしゃー!走るぞ〜!」なのか…グループによって違うからそこに合わせてそのトーンで話す。「おっしゃー!走るぞ〜!」ってグループで「日焼けが…」とか言い出したら完全に空気読めない扱いになってしまう。
(私は中2の時に転校したんだけど、体育の時のテンションが二つの中学で全然違ったのです。最初の中学は体育ってあまり意識してなくて、テレビの話とか普通にしていたような?2個目の中学は暑い、怠いタイプでした。だから馴染むために一生懸命「だるいわ〜」って言ってました)
男女関係でも一緒で、慣れない時、初期のデートの時、初めての映画、初めての旅行など初めての○○系の時は相手が何を、どんな風に話すのか?を無意識にお互いに探り合っているはず。
よっぽどの恋愛玄人でない限りは。(で、恋愛玄人は思っている以上に少ない)
遊び人系の人も会話がうまくてどんどんリードしていくけど、それは自分の目標(体の関係を持つ)の勝利パターンの会話に相手を誘導しているだけです。なので、相手は見ていない。
真面目で良い人と長い関係を続けたい!って思ったら、長続きする楽しい二人の会話パターンを作っていく必要があって…
ご飯を一緒に食べに行ったってのがあったら…
- 価格と味のバランス、コスパについて話す
- お店のサービスについて話す
- 使っている食材にまつわる話をする
- 食材の産地、国について話をする
- 同じようなご飯を食べた別のシチュエーション、思い出話をする
- 自宅で再現できるかどうか?を話し合う
- 近況を話し合う
- お互いに思い合う気持ちの強度について話す
とか色々あって、人によってどういう会話が気持ちいいか?は変わってきて…
- おんなじ考えで共感できて楽しい!
- 違う考えて新しい視点を発見できて楽しい!
- 違う考えだし受け入れ難い、苦痛
- 傷付けられているように感じる
- 否定されているように感じる
などなど
「仕事が忙しい」って言うとすぐに「連絡控えた方がいい?」って言われて、気を使われすぎると辛いなって人は、その人には仕事の話をしなくなるかもしれない。
「誰かと遊んだ」って話をしたら「何故私と遊ばなかったのか?」って話になることが多いって学ぶと、他の予定についてその人に話さなくなるかもしれない。
会話って誰とでも同じように同じことを話すわけじゃなくて、新しい関係だと「その人とどういう会話をすればいいのか?」をお互いに無意識に探り合っているから、関係が楽しく長続きする会話のパターンを二人の中で作っていく、と言うのはすごく大事だなーと改めて思います。西洋占星術だと水星・金星あたりの関係かな。