こんにちは、桃生ににこです。この間読んだ辻村深月さんの「傲慢と善良」が婚活本当して色々と良かったので、ここからしばらく、この本を読んで考えた「結婚できる人とできない人」について書いていこうと思います。
この話を読んだ後に…というか、ここ最近結婚ってなんだろうな?って考える時に時々思い出していた話です。
「絶対彼氏を作って、そして結婚するんだ!」って意気込んで、合コンに明け暮れていた27歳ごろ。
私はやるとなったら突っ走るタイプなので、半年くらい最低週1回くらいのペースで合コンして、その合コンの中で誰か一人とは必ずデートする!って決めて。
実際には、全ての合コンでデートまで行かないものの、月2、3人は新しい人とデートしているのに、半年間「この人と付き合う!」って展開にならなかった時に、友達と話していたことです。
- デートはできるが、始まってすぐに「違う」ってなることが多い
- とにかく疲れた
- 好いてきてくれる人はいる。だけど、嬉しいと感じない。
- むしろ、え!この辺りに妥協しないと私もうダメなの!?って不安に思う
もう、とにかく結婚させて欲しい。
結婚したら、それなりにちゃんとやるし。
恋愛はもういいんだよね。
好みはあるんです。けど、それが高望みなら、改めます。
ただ、自分が本来結婚できたはずのグッとくる人がいたのに、妥協でときめかない人とくっつくのは嫌なんです。
高望みなのか?
妥当な願いなのか?
努力が足りないのか?
タイミングの問題なのか?
とにかく疲れたんです。
誰か貴方はこのレベルです、って厳しくジャッジしてくれないかな。
貴方にはこの人です!って。
そしたら、もう、その人と結婚するから!それなりに結婚生活上手くやるから!
友達と二人で言ってました。「あー、誰かもう言ってくれないかな。これは高望み!貴方はこの人!わかった?って。わがままな自分は嫌だし、高望みで結婚できないのは嫌だよね。けど、変な妥協はしたくない!ねえ、誰かー!」って。
これは「結婚できない人」のパターンです。
で、実際に婚活スペシャリストみたいな人が出てきて、「貴方にはこの人ですね!」って言ってきたら…
こいつ、なんもわかってねぇな。
って思うでしょうね。きっと。あの時の私は。「どの面下げて”婚活スペシャリスト”とか言ってんの?怪しくない?」って。
結婚には、「高望み」も「妥協」も、「同レベル」も、そういう言葉自体が存在しないのです。
結婚できる人は「私に相応しい人は誰だろう?」とか「私に似合う人は誰だろう?」を考えない人です。
高望みも、妥協も、どのレベルも自分たち以外の価値観で作られた序列?価値観の中で低いか高いか?ってことで、その中に自分自身の価値観はないんだよね。こういう気持ちの時に「あ、この人いい!」って思う人は、半分は自分の気持ち、半分は社会の気持ちで選んでいます。
誰でも好きになっていいし、誰も追いかけていいってことになったら、自分はどういう人と一緒にいたいのか?考えてみましょう。