西洋占星術

ブリジャートン家 外伝「クイーン・シャーロット」蠍座と魚座の物語!?

Netflix ブリジャートン家 外伝「クイーン・シャーロット」蠍座と魚座の物語!?

こんにちは!桃生ににこです。2023年ももうすぐ終わりますね。皆様にとってどんな一年でしたか?私は23年の年越しから年明けにかけて進撃の巨人を一気見し、今までの私にはなかったほど?小学生、中学生ぶりくらいに?映画、アニメ、ドラマなど様々なストーリーに触れまくった1年でした。

西洋占星術のホロスコープも、その人の一生のストーリーを表す図です。ストーリーに触れまくることは、ホロスコープを読む視点にも良い影響をたくさん与えてくれました。

最近見たのはNetflixで配信されていた「ブリジャートン家」。シーズン1、2、そして外伝の「クイーン・シャーロット」まで一気に見てしまいました。舞台は1800年代のイギリス貴族・王室。その時代のヨーロッパの装飾は大好きなので、視覚的にも刺激を受ける作品でした。(私はシーズン2のエロイーズが好き!)

今回はブリジャートン家外伝「クイーン・シャーロット」の物語が魚座&蠍座感を感じたので、ドラマに触れつつ、蠍座と魚座の話を。多少ネタバレするので、これから見るぞ!という方はご注意を!

舞台は1800年代のイギリス。英国王室の国王ジョージ3世とシャーロットの結婚&新婚生活を描いた物語です。一人っ子(おそらく)で未来の国王として厳しく厳しく育てられたジョージは、王としてあるべき自分の姿と自由に好きなことに没頭したい本来の自分の間で激しく揺れ動いていました。時々自分というものがなくなって、深い妄想の世界に落ちてしまうほどに。全てを割り切って生活できればよかったのだろうけど、自然を愛し、豊かな感受性を持っていたからこそ、この苦しみを味わうことになってしまった。

AなのかBなのか?境界の狭間で揺れ動き、全てをごちゃ混ぜにしてしまう。これはすごく魚座っぽいです。その結果、AとBがうまく調和することもあるけれど、今回は調和できずに、大きな混乱を招いていた。

ジョージと結婚して王妃になったシャーロットは何を信じたら良いかわからないジョージに「これだけを信じてくれれば大丈夫」という絶対的な指針を見せた。それはシャーロットがジョージを愛していること。本当のジョージはシャーロットがわかっていて、そのジョージを愛して助けてあげる。だから大丈夫!と。

決して揺れ動くことはない信念。強靭な信念。それによってジョージはかなり回復し、結婚当初は「跡取りは生まれるのか!生まれてもらわないと困るのよ!」ってジョージの母が大騒ぎしていたくらいなのに、最終的に15人の子供を儲けるほどに。

蠍座と魚座はともに水の星座(あと蟹座も)で相性が良いです。それは揺れ動く魚座を蠍座の信念が支え、頑固で孤独になりがちな蠍座に魚座が煌めく感性と癒しをくれるから。それが二人の物語を通して表現されているな、と感じました。物語上、星座や生年月日の設定がされているわけではないけれど、私には魚座と蠍座のストーリーに感じました。

お話の中では「血筋を残す」ってワードが何度も出てくるんだけど、これも蠍座っぽいですね。蠍座や蠍座が管轄する8ハウスが強調されていると、遺産を受け取る、玉の輿に乗る、もしくは、家系のトラブルに直面することが多い。

蠍座のラッキーアイテムはアンティーク関連のものですが、これも先祖代々引き継がれてきたもの、という意味ですね。

過去から引き継いできたものをどう受け渡していくのか。シャーロットの15人の子供たちはどういう未来を歩んでいくのか?ここらへんのことがテーマになっているのも蠍座っぽいです。

ジョージとシャーロットは実際に英国王室にいた人物でこの物語は史実を元にアレンジを加えられたお話ですが、元の人物はジョージは双子座、シャーロットは牡牛座みたいです。柔軟宮(魚座と双子座)と固定宮(蠍座と牡牛座)の組み合わせですね。蠍座の真向かいにいる牡牛座も代々引き継いでいくものには縁が深いですが、蠍座は気持ち、信念なのに対して、牡牛座の場合は財産、身体的特徴、気質(感性)であることが多いかな。

シーズン1とシーズン2にもシャーロットは出てきて、そこではちょっとジャイアンっぽい。実は結構優しいんだろうな、というのは垣間見えるものの、基本的には傲慢で良い人って印象を抱きにくくて、シャーロットのお話に初めは入りこめなかったんだけど、気がつくと「次のエピソード」ってボタンを押しまくっていました。

シャーロット以外の人物に関しても「結婚とは?」を切り口に、いろんなストーリーが盛り込まれていて、見応え抜群だったな。

昔と比較すると女性はかなり自由に生きられるようになった。選択の自由がある。先人たちが切り開いてきた今の状況をしっかり受け取りたいですね。