こんにちは、桃生ににこです。
占いはやっぱり恋愛の相談が多いです。いろんな内容はあるけれど、三角関係に関するものが最近はいつも以上に多いなーと感じていて、今日はその話をしてみようと思います。
彼とラブラブで最高！！こんなに甘い時間を過ごしたことない！ってウキウキしていたのに…
ええ！他にも女がいたの！信じられない！！ってなった時、その後の対応は様々ですね。
- そんな男なら結構！で縁を切る
- その女性との恋愛状況が実際にどうなのか確証を得てから今後を考える
- その女性と縁を切って自分を選んでもらうように働きかける
縁を切る！って人は結構さっぱり。そのままどんどんいきましょう！ですが、もう一歩先に進んで状況を見てみよう…となってから沼にハマってしまうことは多いですね。
このラブラブの時が良ければ良いほど「問題のない状態でもう一度ここに戻りたい！」って思ってしまいます。私も過去に経験があります。最初に入ってくる相手との情報って大抵は断片的だから、正確な事実関係も把握したい！（何か間違いがあって欲しい！）って思いますし。
ここで大事なのは、ラブラブだと思っていた状況でも常にもう一人の女がいた、ということです。存在に気が付いてなかっただけであって。
で、このラブラブな状況は、この女がいたからこそ成り立っていた、とも言えます。
別の女の存在って彼とは関係のない何故かいてしまった女で、その女がいなくなれば、元のラブラブに戻れるだろう…もしくは、前以上にラブラブになれるだろうって思うんだけど…
他の女性の存在は、その女性の意思としても存在してるんだけど、彼の弱さが形になって現れたものが「他の女性という存在」でもあります。
- 仕事はうまくいくのか…
- 自分は本当は能力が低いのでは？
- 本当の自分を愛せる人なんていないのでは？
- 健康に長生きできないのでは？
- 友達いないかも！？
みたいな不安のぶつけ先が別の女性だった。同様に貴方の存在も彼の中にあるものが反映されているし、彼の存在も貴方の中にあるものが反映されています。
なので、彼が女の存在と一緒に見せないようにしていたのは、彼のダメな部分、なんですよね。
なので、もう一人の女の存在を無くして、元のラブラブな状態に戻りたい！と思っても、元のラブラブな状態は、彼のダメな部分を隠している状態。
なので、そこには戻ることはできません。
ラブラブだと思っていたのに、突然別のライバルの存在が出現！ってなった時、人はそれだけで燃えてしまうことが多いようです。（その現象に名前がついていたのを見たんだけど、なんという名前だったか忘れた…）
三角関係になった時に、ライバルに勝ちたい！私を選んで欲しい！どっちが好きなの？って結果に注目しちゃうんだけど、まず最初にするのは「彼はどういう人なんだろうか？」「そもそも自分は彼が好きなのか？」をしっかり考えることが大事です。
以前、平野啓一郎さんの「ある男」について記事を書いたんですが、これは好きで結婚までした男性が事故で死んでしまって、そのあとでその人が自分が思っていた男性とはまったくの別人ではないか？って疑いが浮上してきた！って話なんですが、その人の何をその人として、自分は相手の何を好きだと思っているのか？って答えを出すのは難しい問題ですけど、自分が思っているほど、その人はその人ではないかもしれない、って思っておくだけでも、変わってくる部分は大きいかなぁ、と思います。
