こんにちは、桃生ににこです。今回は私のここ最近の出来事を。
この2週間くらいの間にメーカーに問い合わせをしたら、新品と交換をしてもらったということが2回もありました。
どちらも購入から数ヶ月、数年(!)経過したものでした。
一つ目はデバイス。うまく動作しないけど、保証期間の数ヶ月は終わってしまった。以前メーカーに教えてもらった不具合を解消する方法を試してみたけど、うまく行かなかった…前とは違う状態だから違う方法を試したら治るかな?と思って、「何か方法ありますか?」ってメーカーに聞いたら「新しいの送ります」ってなりました。
もう一個は文具。1万円弱のまぁまぁのお値段のものだった。最初にちょこっと使ってしばらく使ってなかったら、今回使おうと思った時にうまく使えなかった。これも何か解消法があるのだろうか…って思って、メーカーに問い合わせたら「新しいの送ります」ってなりました。
昔の私は自分ではあまり認めたくないけれど…クレーマーっぽい部分があって。何か買って、それがうまく作動しなかったら、「私は間違ってない!この商品が間違ってるんだ!今すぐ間違ってないものと交換して!」ってなってました。(言い方はもっと柔らかいですけどね)
で、新しいものに交換してもらえたら、「私は合ってたんだ」って思うし、もし交換されなかったら「私が間違ってるの!?運が悪い!(イライラ)」ってなってた。
新品に交換して欲しい!どうなってるんだこれは!っていう時って、いろんな気持ちが自分の中にあって。
- ハズレを引いてしまった。私って運が悪い…って悲しみ
- 商品の選び方に問題があったのか!?って不安
- 商品の使い方に問題があったのか!?って不安
- 流通している商品に間違いがあってはいけないという思い込み
- 消費者の方が偉いという思い込み
- 間違いや不具合は誰のせいか?を決めないといけないという思い込み
自分は運が悪くない!間違ってない!何かの情報を見落とした等、頭が悪いこともない!という自尊心、自己肯定感がグラグラ揺らされることから来る不安と怒りが渦巻き…
間違いは誰か悪いかはっきりさせて、悪い方が責任をとるべきだ!って思い込みからメーカーにクレーム…本人からしたら正当な申し立て…をするのだけど…
こういう時って、その商品を楽しく使いたい!大事にしたい!って気持ちはなくて…自分の承認欲求、存在価値を確認するために行っていることがほとんどです。
承認欲求をかけたクレーム…恋人同士なら相手との喧嘩ってめっちゃ消耗するのよね。負けると自分が否定されちゃうから。自分が価値のない人ってことになっちゃうから。勝っても…認めてもらっても、後味が悪かったり、得た勝利ではカバーできないほど疲れていたり。そして、負けてしまった時…相手に受け入れてもらえなかった時は、この世の終わりのような絶望!?になる場合もある。
承認欲求をかけたクレームをする時は、自分が人から見て重要な人物なのか、社会の序列で見た時にどのくらいのレベルなのか。あの人より…あそこより…上なのか下なのか?他社目線に囚われすぎてしまっている時。
それはしんどすぎるから、自分の目線をできる限り自分目線にする。私はこれをしたい!こう思う!何かいい方法ありますか?同じ考えだったら嬉しいな。と。
自分自身の承認じゃなくて、今この瞬間の自分の意思だけを信じる。それが否定されることもあるけれど、それはその瞬間の意志が否定されたのだから。自分が否定されたわけでもないし。
楽しい気持ちがベースになっていたら、周りって思っている以上に受け入れてくれるなぁ、と思います。
今回は買い物をした時のクレームの話ですが、恋愛の時でも同じ。相手に対して自分が思っていたのと、したいことと…違うな…って思って、意見を伝える時。それが自分の意思でなく承認欲求を満たすための行動になっていると、関係はうまくいきません。
イラッときて、相手に何か物申したい!ってなった時は、自分の「こうしたい!」って純粋な気持ちがあって、それを相手に伝えているのか。自分の存在が傷付けられた、と感じてそれを挽回するためにしようとしているのか。一旦考えて行動するようにすると、恋愛も日常も想像以上に上手く回るようになります。
日々、頑張っていると承認欲求を満たしてほしい!って気持ちは大きくなるんですよね。
なので、何事もほどほどに。頑張りすぎないのが吉です。